1900年頃にパリで作られた純銀製のコインケースです。

たくさんの小さなリングを繋いで、メッシュを形作っています。フレームには花が細かくレリーフで描かれており、シルバーの純度を示す800の刻印が2つと、B.Lと前オーナーのものと思われる刻印があります。内部はメッシュで2つに区切られています。シルバーメッシュは裂けもなくとてもしなやかで、がま口を閉じた時もパチリと閉じ隙間もありません。この頃は全て手作りですので、銀細工の醍醐味を感じますね。時代を考えても大切に保管されていたものと思われます。

・保存状態がよく、傷やへこみ等も少ない良好な状態で、すぐに使用可能です。